ファイターズの齋藤友貴哉投手。今シーズン、1度も1軍を離れることなく腕を振り続け、シーズン終了後も秋季キャンプに参加しています。北の剛腕が目指す来シーズンは?
齋藤友貴哉投手
「充実した1年というか優勝できなかったんですけど、その優勝争いの場にいれたことは自分として経験値がアップした」
登板数、防御率ともにキャリアハイをマークしたプロ7年目の航海。ですが…、決して、順風満帆ではありませんでした。
齋藤友貴哉投手
「最初の前半戦がすごい良くなかったんすけど、監督さんだったり我慢して使ってくれたおかげで1年間あったと思うんで」
春先は調子が上がらず、防御率も3点台に…。浮上のキッカケは常に言葉をかけ続けてくれた首脳陣の存在だったと言います。
齋藤友貴哉投手
「投手コーチからは自信を持ってと常々言われていて、監督からは1年間で2~3個アドバイスをインスタのDMを頂いて内容は言えないが、技術的なことだったので徐々に変わってきと思うし、それですごく球速も上がりました」
9月13日の西武戦。2点リードの8回のマウンドで持ち味の「剛腕」が唸りを上げました。
齋藤友貴哉投手
「あそこまで出るとは思っていなかった。気持ちいいって言ったら自己満足になっちゃうんですけど、自分がファンに見せられる1つパフォーマンスだと思う」
その後も、勝ちパターンのマウンドに立ち続け、クライマックスシリーズでは4試合に登板し、打たれたヒットはゼロと圧倒的な存在感を示しました。
もう1つの凄みが、この鋭い表情です。
齋藤友貴哉投手
「何とかバッターを抑えてやるっていう気持ちがあの顔になった。自分でもたまに鏡でやったりするが、あの顔はできなっすよね」
やや天然っぽい柔らかいキャラもファンに愛される魅力の1つ。「柔」と「剛」を併せ持つ北の剛腕は来シーズン、どんな場面でも投げぬく覚悟です。
齋藤友貴哉投手
「頂です。頂点取りましょう!みなさんでそれで自分もその頂点の場にいれるようにマウンドに立てるように行きます。今年のオフシーズンアップデートしてきます!」
齋藤友貴哉投手が参加する秋季キャンプは、9日まで行われます。














