小学校でクマの足跡が

<内房小学校 村松由里香校長>
「ちょうどこの辺りでしょうか。なんとなく名残があるような感じがある。この辺りをずっとあちらの方に歩いていくような足跡があった」

10センチ以上の長さがあるクマの足跡。発見当初は爪の鋭さもわかったといいます。

学校は鈴の着用や登下校時の保護者の送り迎えを呼びかけ、1階を常に施錠してクマの侵入を防いだり、外での活動を休止したりして児童がクマに襲われないよう対策をしています。

<村松校長>
「全ての教育活動をストップしてしまうと何もできなくなってしまうので、関係機関と連携していきながら、1番良い活動の進め方というのをその都度判断して、続けていくということが大事かなと」

山形県では10月29日、体長1メートルのどのクマが学校の扉に衝突して破壊しました。静岡でも同じようなことが起きるのでしょうか。

県のホームページでは、現在目撃情報をまとめたクマの出没マップを公開しています。

2025年度に入り県内各地で合わせて101件のクマとみられる目撃情報が寄せられています(10月31日時点、暫定値)。

<静岡県自然保護課 小澤真典班長>
「冬眠を控える秋に向けて活動が活発になってきたこともあって、10月になって急激に目撃数が増えたという形になります」