温州みかんの出荷が本格的に始まるのを前に、「愛媛みかん大使」が4日県庁を訪れ、県産かんきつの魅力発信に向けて意気込みを語りました。

温州みかんの出荷が本格化するのに合わせ県庁を訪れたのは、ことし8月に「愛媛みかん大使」に選ばれた4人で、県産かんきつの魅力を全国に向けて発信する上での意気込みを語りました。

(愛媛みかん大使・藤崎日菜子さん)
「愛媛みかんに携わる全ての方々の思いを背負い、ミカンのおいしさを全国の方に感じていただけるよう愛を持ってしっかりとPRします」

大使から温州みかんを贈られた濱里副知事は、「甘みがしっかりしておいしい」と太鼓判を押していました。

JA全農えひめによりますと、今シーズンの県内産の温州みかん生産量は、表年にあたることから、去年より4割近く多い、10万3千トンを見込んでいます。

夏から秋にかけて高い気温の日が続いたことや、適度に雨が降ったことなどから、玉太りは良好で、甘みと酸味のバランスが取れたミカンに仕上がったということです。

(愛媛みかん大使・西山絵美子さん)
「おいしいミカンを一人でも多くの方にお届けできるように、明るく精一杯頑張っていけたらいいと思います」

「愛媛みかん大使」は、あさってから東京や大阪の市場や百貨店などで温州みかんなど、県産かんきつをPRする予定です。