学校に聞くと…伝説の一部は「真実」だった
この都市伝説について、学校に問い合わせた。
すると、寄付金がグラウンド建設に充てられたことを裏付ける、確かな証拠はない、とのことだった。
しかし「寄付金は今もまだ残っている」という!
私が高校に在籍していた約15年前、「当時の寄付金の余り」だと言って、毎年他の部活にまで『応援金』が分配されていた。
それは確かに「当時の寄付金」で、現在も配布は続いているという。
ただし、寄付金の残金が少なくなってきたため、学校創立〇〇周年などのタイミングで新たに寄付を募り、継ぎ足しながら配布しているとのことだった。
44年前の敗戦で集まった“応援の思い”は、いまも西高の部活動を支えているのだ。
聖地へ――“呪い”を越えて、“恩恵”を力に

あの敗戦から44年…長崎西高野球部は、甲子園の土を踏むことができるか!?長崎西の校歌「眉秀でたる若人よ」を響かせることができるのか!?
ノーヒットノーランで散ったあの日から44年。
“工藤の呪い”を超え、“恩恵”を力に変えて――
長崎西は再び聖地・甲子園を目指す。
センバツへの流れ

センバツ21世紀枠、今後の選考の流れは次の通り。
(1)まずは九州代表校になれるか否か、12月12日に九地区(9校)候補校発表。
(2)そして全国の2校に選ばれるか否か、1月30日選考委員会にて2校が決定。














