北海道電力 齋藤晋社長(10月31日)
「規制料金ではご家庭料金向けに現在の料金と比較して11%程度の値下げ」

10月31日、北海道電力が示した家庭用電気料金の「11%程度の値下げ」

3日、引き下げの前提となる泊原発3号機の再稼働について、札幌市で説明会が開かれました。参加者の関心は…

参加者
「自宅がオール電化なので、(電気料金が)下がればありがたいが、原発再稼働で下がることのメリット・デメリットをお聞きしたいと参加した」

参加者
「電気料金が下がるといって原発を導入するというのは卑怯というか、そういう問題じゃない」

説明会は、北海道と経済産業省の主催で北電の担当者も登壇。

泊原発の安全対策などを説明しました。

3時間にわたって開かれた説明会には、約80人が参加。
電気料金の引き下げについても説明されましたが、原発の安全性や国のエネルギー政策について疑問の声が相次ぎました。

参加者
「火山灰の40センチの降灰があっても大丈夫ということだが、交代要員が移動できないのでは」

北電の担当者
「泊発電所の近隣12.5キロに500人以上が常駐している。泊発電所の近くには社員寮があって、徒歩で30~40分で参集できるので」

説明会は、札幌市のほか、11月24日までの間に北海道内5つの市で開かれるということです。














