開通から67年が経過しました。
ふだんは見ることができない本州と九州を結ぶ関門トンネルの内部が3日、一般に公開されました。

一般公開は市民に関門トンネルの維持、管理の状況を知ってもらおうと行われました。県内外から親子連れなど28人が参加しました。
1日におよそ2万5000台の車が利用する関門トンネルは1958(昭和33)年3月の開通から67年が経過し、設備の老朽化が心配されています。

NEXCO西日本社員の説明
「上に空気を抜いて、最終的にこのオレンジ色の筒を通って外に空気を出していく」
建設に先駆けてつくられた調査用トンネルやトンネル内の換気設備、水抜きをする排水設備など、関係者以外入ることができない場所が公開され、NEXCO西日本の社員が設備の仕組みや老朽化の現状を説明しました。

参加者
「水が外に流れていたんですけど、どういうふうになってるのかが分からなかったので、それがよく分かったので勉強になりました」
参加した高校生
「さびるとかそういうのもあると思うんですけど、維持、メンテナンスがうまくいってできてるというのがすごく驚きました」
参加した子ども
「(大きくなったら)関門トンネルで車を運転した」
NEXCO西日本では引き続き、安全を重視し管理していくとしています。














