今月5日の「世界津波の日」を前に和歌山県串本町で津波避難訓練が行われました。

訓練は、南海トラフ巨大地震で和歌山県に大津波警報が発表される想定で行われました。

こちらの津波避難ビルは企業の私有地ですが、今年からカギを暗証番号式に変更し、番号を住民と共有することで誰でも避難できるようになっています。

串本町では最悪の場合、最大17メートルの津波が想定されていて、住民はビルの5階を目指しました。

昭和南海地震(1946年)を経験
「すぐに津波が頭に来るから、頑張ってここまで逃げるようにします」

町は日ごろから避難経路の確認するなどしてほしいとしています。