青森県内は大気の状態が非常に不安定で大雨となる所がありました。雨風のピークは越えましたが、突風や落雷などに引き続き注意が必要です。
県内は急速に発達する低気圧の影響で大雨となる所がありました。
午前11時までの12時間に降った雨の量は八戸で107.5ミリ、青森市酸ケ湯で105.5ミリ、三沢と野辺地で85.5ミリとなり、県内30の観測地点のうち10地点で11月の観測史上最大を記録しました。
また、1日午前0時から午前10時までの最大瞬間風速は八戸で36.5メートル、青森で25.1メートルを観測しました。
消防などよりますと、三八上北を中心に道路への倒木や住宅の屋根が飛ばされる被害が確認されています。
交通機関にも影響が出ています。
午後5時現在、JR在来線は54本、青い森鉄道は32本が運休となりました。
各地でイベントの中止も相次ぎました。
青森市で31日から開催されているラーメンフェスは1日が中止となり、会場では強風でテントがあおられていました。
イベントは安全を確保した上で2日は通常通り午前10時から開催する予定だということです。
気象台によりますと雨風のピークは越えましたが、3日にかけて突風や落雷などに引き続き注意が必要だということです。














