中国電力の第2、四半期の連結決算が発表され、5年ぶりの減収増益となりました。

4月から9月までの売上高は、燃料費調整額が減少したことなどにより、前年に比べ2・1%減の7262億円で2年連続の減収でした。一方で営業利益は島根原発2号機の稼働による収支の改善などにより909億円と、210億円の増益となりました。経常利益は845億円と前年に比べ191億円増え、2年ぶりの増益となりました。

また、山口県上関町に検討を進めている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、中国電力は、「立地は可能である」とする調査結果を町に報告しています。

中国電力・中川賢剛社長
「当社としてまず調査結果についてご理解いただけるよう取り組んでいます。」

中国電力は現在、貯蔵規模などを複数案の中から検討しているとしています。