サンフレッチェ広島のレジェンド、青山敏弘コーチがはじめて『1日警察署長』を務めました。

青山敏弘コーチ
「安芸高田市民をきょう1日、守りたいと思います。…だいじょうぶですかね、こんな頼もしくない感じですけど…グラウンドではピシッとしてるんですけど」

緊張した面持ちの青山敏弘コーチ。この日拝命したのは、サンフレッチェ広島の練習拠点にある安芸高田警察署の「1日警察署長」です。事故や事件が増えやすい年末に向けて、広く注意を呼びかけようと抜擢されました。

青山敏弘コーチ
「選手の時はバイクはダメだったので、初めて(バイクを)跨ぎましたね。誇らしい気持ちです」

白バイどころかバイクをまたぐのも初めてという青山さん。
間近に聞くサイレンの大迫力に夢中の様子でした。

年末パトロールの出発式に参加した後、パトカーで向かったのは、吉田中学校。集まった中学1年生を前に自ら自転車に乗り、傘さし運転の危険性を確認しました。

参加した学生
「(制服姿が)違和感がなくて似合ってました」

参加した学生
「通学とかも自転車なんで、安全にちゃんとヘルメットも被って両手で運転しようと思いました」

最後は、再び安芸高田警察署に戻り、署員に訓示を述べた青山さん。盛りだくさんの1日を終えた感想は…

青山敏弘コーチ
「1番に思うのは、市民のみなさんの安全。その思いっていうのが警察署のみなさんからすごい伝わってきたので、ぜひみなさん、元気で何も事故もなく、僕と一緒に元気に来年に向かいましょう」