北陸初のプロ野球の試合が行われた
こちらは、当時の設計図です。

1周400メートルのトラックのほか、テニスコートやバスケットボール場も描かれていて、多目的な運動場だったことが伺えます。
さらに、今では想像できないスポーツも行われていました。北陸で初となるプロ野球の試合です。終戦間もない1946年に、4チームがこの場所で相まみえました。

1947年、第2回の国民体育大会のメイン会場となり、その後、金沢市民に長く親しまれている「若い力」もこの時、市営陸上競技場から生まれました。
「金沢市スポーツ遺産」には現在、52件が登録されていますが、施設としてはすでに解体された金沢市泉本町のボーリング場「ジャンボボール」と、市営陸上競技場周辺にあった「市営総合プール」についで3件目となります。
 
   
  













