2003年、境港市で生まれた彩乃さんは生まれつき両下肢機能障害や、脊髄髄膜瘤などいくつもの合併症があり、退院できたのは生後9か月のころ。
日々の生活のすべてにサポートが必要な重度障がい者です。

母・由美さん
「何も知らずに顔を見せてもらって、かわいいしなんか頭がなんかとんがりコーンみたいにかわいかったんですよ。でもやっぱり一晩寝て、やっぱり現実だってそこで何か受け止めた感じですかね」
飲み込む力も弱いため、通常の食事をブレンダーにかけて飲み込みやすいように工夫しています。
ほかにも着替えや入浴など、生活の様々な場面でサポートが欠かせません。
そんな彩乃さんが書道を始めたのは8歳の時。
母・由美さんが、自分が書道をしていたことから遊び感覚で筆を持たせてみると、めきめき上達。
高校卒業する頃には、個展を開くまでになりました。














