白内障が引き起こす代表的なサイン「ぼやけ」「まぶしさ」

モノを見る時、視界に入ったものは光の情報となり、水晶体を通ります。そして、水晶体を通った光は、目の奥の網膜に映し出され、そこに張り巡らされた視神経を通し、信号として脳に伝わることで見ているものが認識できるのだとか。ところが、水晶体が濁ると網膜に正しく映し出されず、正確に認識するのが難しくなってしまいます。すると、視界がぼやけたり、まぶしさを感じたり、細かい色の違いが分かりにくくなるといった白内障の症状につながるそうです。

<白内障によるリスク>
直近1年間に転倒の経験がある人の中で、白内障を患っている人は白内障を患っていない人よりも1.8倍多く、さらに白内障の人は白内障でない人と比べて交通事故が2.5倍多いというデータもあります。白内障自体で亡くなることはありませんが、交通事故など間接的に命に関わることもあるため、決して侮ってはいけない病気だそうです。