「緊急銃猟」規制エリアに何者かが立ち入る…経緯は不明

堀内キャスター)一方で、課題も見えてきました。

前日23日にも、同じ場所でクマが目撃され、緊急銃猟の実施が決定されましたが、このとき、警察による規制エリアに、人が立ち入っていたといいます。

札幌市はその経緯を明らかにしていないので、なぜ規制エリアに入ってしまったかはわかりませんが、法律では「緊急銃猟」を故意に妨害しようとするなどした場合は3か月以下の拘禁刑、または30万円以下の罰金と定められています。

堀啓知キャスター)「緊急銃猟」には市民の協力も不可欠になりますね。

コメンテーター YASUさん)誰もまだ経験したことがないので、その制度を理解して、協力しないとだめですよね。

堀キャスター)「緊急銃猟」を実施する時には、周辺を1軒1軒、実施を呼びかけて回るんですね。その時に外に出てしまったりすると、実施の妨げになる可能性があるということなんですね。

堀内キャスター)しっかり安全を確保しないと、発砲できないということがありますので、猟友会の玉木さんの言っていた「住民も一緒に緊急銃猟を実施する」という言葉は、重みがあります。

堀キャスター)クマを駆除する時に、住民も協力して一緒にやるんだという姿勢が大事だということですね。