ちょっと暇な時や休みの日などいわゆる「スキマ」時間の仕事を探せるスマホのアプリが登場しています。
少子高齢化で働き手が減っている農業に特化した仕事探しアプリを全国のJAが導入していて、アプリで農業バイトを募集した出雲市の農家を取材しました。


湯浅万里子さん
「お早うございます。湯浅と申します」

出雲市の農業、湯浅万里子さんのところに集まったアルバイトの8人は畑に向かいました。

湯浅万里子さん
「この列からずっと行って頂けますか?」

湯浅さんは5アールの農地で白ネギやブロッコリーなどを栽培していて、この日の仕事は草むしりです。

県内在住バイト女性
「家庭菜園とかもやってるので、ちょっとお手伝い出来たらと思って来ました」

アルバイト募集に使ったのは、このスマホアプリです。

湯浅万里子さん
「ちょっとみんなが農業の方に目を向けて下さるようになって来てるし、物価も高くなって来てるので、何か(副業)しなくっちゃっていう方も来られる」

全国のJAが採用している「繋げるアプリ デイワーク」、求人募集アプリの農業特化版です。

農業では時期によって人手が一度に必要なことが多いものの最近は少子高齢化でそれが難しくなっています。

JAしまね出雲地区本部農業経営支援グループ・野村直司係長
「農家の方から昨今、労働力不足というのが非常に叫ばれておりまして。そういった所を何とかして欲しいというような要望を頂いておりましたので(導入した)」

かつて出雲地区本部独自で求人あっせんを試みたものの、手間が大きく頓挫。
ましてや個人では…。