道路交通法の改正で、2026年4月から16歳以上の自転車利用者に反則切符が適用されます。これを受けて、青森県八戸市の高校生に警察から自転車のルールブックが交付されました。

28日は、自転車に利用する際のヘルメット着用のモデル校に指定されている千葉学園向陵高校の生徒に、警察からルールブックが交付されました。

道路交通法の改正で、2026年4月から16歳以上の自転車の利用者にも交通反則通告制度が導入されます。

導入によって自転車の交通事故の抑止のほか、検挙後の手続の迅速化などが期待されます。

八戸警察署 山中信明 交通官
「『ながらスマホ』は即危険な行為として1万2000円の反則金制度となっています。一定の歯止めになるのではと期待しています」

千葉学園向陵高校 3年 柄本百絵さん
「ルールを知らなかったという人も増えると思いますが、事故やけがは本人だけの責任ではないので、一人一人の命を守るのに大事だと思った」

向陵高校の生徒はこのあと、学校近くのスーパーでヘルメットの着用や交通反則通告制度の導入について街頭啓発活動を行いました。