2022年、知床沖で起きた観光船の沈没事故をめぐり業務上過失致死の罪で起訴された運航会社社長の初公判が11月12日に開かれることが決まりました。
29日、釧路地裁に現れたのは知床遊覧船社長で今は保釈中の桂田精一被告(62)です。裁判の争点などを整理する公判前整理手続きに同席するため裁判所を訪れた際、報道陣に一礼して建物に入っていきました。
2022年4月に26人が死亡・行方不明になった観光船「KAZUI(カズワン)」の沈没事故をめぐっては、悪天候が予想される中、出航中止を指示しなかったなどとして桂田被告が業務上過失致死の罪で起訴されています。
29日の公判前整理手続きで初公判は11月12日、判決は2026年6月17日となることが決まりました。

この裁判で桂田被告は無罪を主張する方針です。














