イギリスのチャールズ国王の次男・ヘンリー王子とメガン妃は、ドキュメンタリー番組で自分たちに対するメディアの過剰な報道をめぐって、「家族を守ってくれなかった」と王室を暗に批判しました。

王室の中心メンバーから離脱しアメリカに移住したヘンリー王子夫妻は8日、動画配信されたドキュメンタリー番組で、大衆紙などによる王子夫妻への過熱報道をめぐり「私たちを破滅させようとしている」と非難。また、「家族を守ってくれなかった」と王室を暗に批判しました。

ヘンリー王子はメガン妃に対する人種差別的な報道が出ても「王室からの指示は『何も話してはいけない』だった」と証言したほか、他の王室メンバーからメガン妃だけを特別扱いして守ることについて疑問視されたことを明かしました。

そして、王室については、「大きな無意識の偏見がある。誰のせいでもないが正す必要がある」と指摘しています。