耳石ハンターの現場・その② 齋藤家の食卓

耳石ハンターには、耳石を取り出す際、自分でその魚を食べるというルールがあります。

魚に合わせた調理方法をその都度考える必要があり、料理も試行錯誤です。

母:香奈さん
「あ、皮ひけない」

齋藤啓輔さん:
「本当だ、薄いね」

初めて見る魚の調理に苦戦しながらも、マナガツオの炙り 塩焼き から揚げの
3品が出来上がりました。

その味は・・・

齋藤啓輔さん:
「めっちゃフワフワしてるやわらかい!」

そして、いよいよ耳石採集に。

少しでも取りやすくするため、魚の頭部は茹でて柔らかくします。

齋藤啓輔さん:
「頭の骨部分を取り出してから黒いした下敷きに載せて割って耳石を採る」

手際よく作業を進めていく啓輔さん。周りの身を取り頭蓋骨があらわになりました。

齋藤啓輔さん:
「左右線対称にあるので一回縦に割ってから2つとりだす」

細かい作業になるため、高い集中力が求められます。

はさみで骨を切り分け、ピンセットで耳石を探しますが・・・。

齋藤啓輔さん:
「どこだ・・・!」

悪戦苦闘!それでも諦めずに作業を続けていくと。

齋藤啓輔さん:
「あった!ありました!」

もう片方の耳石も無事に発見することができました。

齋藤啓輔さん:
「こんな形見たことなくてドキドキしている」

「(Q:採った点数つけるなら?)100点だと思う」
 
   
  












