ミラノ・コルティナ2026オリンピック™の開幕まで100日となった29日、都内でオリンピック・パラリンピックのTEAM JAPANオフィシャルスポーツウェアが発表された。

今大会のウェアは、パフォーマンスとサステナビリティの両立をコンセプトにオリンピックやパラリンピックの「感動」や「熱狂」を夏季から冬季へつなげることを意図とし、アシックスが開発。「コンディショニング」「サステナビリティ」「ダイバーシティ」をテーマに、ウェアのキーカラーにはパリ五輪と同色の、TEAM JAPANを象徴する「TEAM JAPAN RED」と「サンライズレッド」を組み合わせたグラデーションが採用された。

さらに車いすアスリート独自のニーズに合わせたアームカバーも制作。ソチパラリンピックのアルペンスキー金メダリストで、ミラノ・コルティナパラリンピックの推薦内定選手の鈴木猛史(37)は「お気に入りの洋服だったり、またこういった公式のウェアだったりというのは汚しちゃいけないっていうプレッシャーがあるので、慎重に動いたりするんですけれども、アームカバーがあるとそういうのを気にせずに移動ができる」と笑顔を見せた。

鈴木選手

また、会見にはアシックス応援パートナーとしてフェンシング女子サーブル日本代表の江村美咲さん(26)が応援Tシャツを着用し登壇。「冬季と夏季と同じカラーのウェアを着用することができて、改めてTEAM JAPANという一つのチームを感じましたし、JOCのコンセプトがともに一歩踏み出す勇気をということで、夏冬一体となって全力で一体になって、ワンチームという気持ちで私もともに戦ってる気持ちで、全力で応援したい」と言葉に力を込めた。

開幕まで100日となり、北京大会のスピードスケート男子500mで銅メダルを獲得した森重航(25)は「これからワールドカップでの戦いが始まっていくので、目の前のレースを大切にして、どんどんどんどん仕上げていきたいなというふうに思ってます」と語り、2大会連続出場へ意欲をみせた。

森重選手