至近距離でクマと出会ったら?
街なかでも出没が多発するクマ。至近距離でクマと出会ってしまった…。そんな時とるべきなのが、うつ伏せになって頭や首を守る姿勢だといいます。

この姿勢は、秋田大学大学院などの研究チームが実際にクマに襲われた人のデータを調べ、発表したもので、2023年度の秋田県のクマ被害データを調べたところ、被害者70人中、23人が重症者でした。
しかし70人中、7人は「うつぶせ防御」姿勢をとり、重症者は一人もいなかったということです。

秋田大学整形外科 石垣佑樹 医師
「完全に安全な姿勢ではないが、実際にクマと至近距離で遭遇した時に、自分の命(の危険)を少しでも防げるような防御姿勢につながるのでは」
この姿勢は、被害の予防、軽減策の一助となることが期待されているということです。














