青森県むつ市にある全国初の「使用済み核燃料中間貯蔵施設」に、2回目の搬入が行われました。新潟県の柏崎刈羽原発から使用済み核燃料24トンが運び込まれました。
むつ市の港には27日朝、輸送船が到着し、使用済み核燃料が入ったキャスクを28日までの2日間に分け施設へ運びました。
小泉基 記者
「1基目のキャスクがゆっくりと船から引き揚げられています」
東京電力などによりますと、1基目のキャスクは27日午後4時ごろに、2基目は28日午後2時ごろに、中間貯蔵施設への搬入が完了したということです。
使用済み核燃料の搬入は、2024年9月以来2回目です。
今回のを含めると施設で貯蔵されているのは、新潟県にある東京電力・柏崎刈羽原発の核燃料36トンとなりました。
最終的な搬入量は事業者側は当初5000トンとしていましたが、2025年7月の中長期計画では、少なくとも4000トン~4500トン程度に留まっていることから、市は事業者側に見直しを求めています。














