フリマサイトでの鑑定サービスも広がる
山形キャスター:
フリマサイトでの鑑定サービスも広がっています。

「メルカリ」(約100ブランド)では、出品者が設定した場合のみ鑑定可能で、鑑定料は購入者の負担(スニーカー1900円など)です。
「楽天ラクマ」(400ブランド以上)では、出品条件を満たすと自動で鑑定対象になり、鑑定料は無料(楽天ラクマ負担)です。
偽物の判定が出た場合、「メルカリ」「楽天ラクマ」ともに、取引は自動キャンセルとなり、商品は着払いで出品者へ返品されます。購入者には商品代と鑑定料が返金されるということです。
もし、偽物を購入してしまったら罪に問われる?
もし偽物を購入してしまった場合どうなるのでしょうか。

知的財産に詳しいスター綜合法律事務所・冨宅恵弁護士によると、偽物を個人で使用するのは、商標権の侵害に当たらず、罪にも問われないということです。
ただ、偽物と分かっていて販売した場合には、商標法違反に当たり、10年以下の拘禁刑もしくは1000万円以下の罰金(またはその両方)が科せられる可能性があるといいます。
偽物に支払ってしまった代金は取り戻せるのでしょうか。
取引成立後はほぼ取り戻せないということで、購入前に価格や販売元などの確認が必要です。
井上キャスター:
フリマサイト側や事業者側の対応・責任が問われますね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
偽物を作っている業者をきちんと摘発することも必要になってくると思います。
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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身 政治記者歴30年














