「テクノロジー機器を導入しないと判別ができない」年々あがるクオリティ

井上キャスター:
機器を導入しなければならないとなると、初期投資やコストも大変ですね。

「スニーカーダンク」神義詞さん:
導入コストはすごく高いのですが、テクノロジー機器を導入しないと、判別が100%できない形になっているので、設備投資は今後も積極的に行っていく想定です。

出水キャスター:
毎年レベルアップしているという実感がありますか。

「スニーカーダンク」神義詞さん:
毎年毎年レベルアップしていますね。

井上キャスター:
消費者としても、“機器を導入している業者だから信頼できる”という判断基準になりそうですね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
それはありますね。
ただ、さらにそれを回避するようになれば、イタチごっこになりますよね。

「スニーカーダンク」神義詞さん:
「こういう鑑定方法だから、こういう対策をしよう」と、年々イタチごっこでクオリティが上がっている状況です。

井上キャスター:
このような放送を見て、「塗料を変えてみよう」となるかもしれないですね。

「スニーカーダンク」神義詞さん:
偽物業者は、正規品を作っている工場で作れるというわけではないので、全く同じ塗料や素材を用意することは、現時点ではなかなか難しいと思います。

出水キャスター:
手元にあるものを「使わないから売ろう」と、知らず知らずに偽物を売ってしまうリスクもあるということですか。

「スニーカーダンク」神義詞さん:
偽造品と知らずに出品した出品者に、弊社で鑑定をして「偽造品だった」と伝えるケースも年々増加傾向にあります。