交野市はパワハラの内部通報を放置していたのか、意見は食い違っています。

 大阪府交野市の職員らは、10月27日の会見で幹部職員による暴言など計9つのパワハラ事案を市に内部通報したものの、1年以上にわたり放置されていたと明らかにしていました。公開された幹部職員との電話の音声には…

 (男性幹部職員)「おどれ口の利き方気をつけろよ、コラァ!おい!誰にぬかしてんねん、コラァ!」

 内部通報をした職員によりますと去年8月、市に対し、こうした音声などの証拠を被害者に直接確認するよう伝えましたが、10月まで市側に動きはなかったといいます。

 一方、交野市は28日に会見を開き、通報者に音声データの提出を求めたものの提出されていないとした上で、市として、適切に調査を行っているとしました。市は今後、弁護士などをいれた第三者の調査に切り替え、関係者の処分も検討するとしています。