おととし、学校機能が町内に戻った福島県大熊町と東京学芸大学が、地域の教育の充実に向けて協定を結びました。

連携協定を結んだのは、大熊町と東京学芸大学で、10月23日、締結式が行われました。

原発事故後、一時すべての住民が避難していた大熊町では、おととし、認定こども園と小中学校が一体となった「学び舎ゆめの森」が町内で再開しました。協定では、町の教育の充実に向け、教育現場の取り組みの効果測定や、教育分野での産官学連携の促進などについて連携することが盛り込まれています。町では、大学との連携を通して、福島の未来を担う若者のさらなる育成につなげたいとしています。