「水田に侵入して混在するとイネが収穫できなくなる」
(公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター 中井克樹特任研究員【画像⑥】)
「農地に侵入した場合は、水田耕作の現場で、せっかくイネが実ってもナガエツルノゲイトウが一緒に混在していると、コンバインとかを使って機械による収穫ができなくなってしまう」
岡山県内では、まだ顕著な被害は出ていないということですが、滋賀県の琵琶湖では、河川に群生して排水ポンプをつまらせ、停止させるなどの被害も報告されています。これ以上の増殖を防ぐためには、地域全体での協力が不可欠だといいます。
(公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター 中井克樹特任研究員)
「例えば町役場や県庁とかですね、関連部局に通報してもらう。それで大事なのは、あと地域でできるだけそれ(危険性の認識)を広めてもらって、自分の地域だったらこんな問題が起こるかもしれないというのがあると思うんですよね」
県は、今後も関係機関や地域住民と協力のうえ、引き続き対策を講じていきたいとしています。
【スタジオ】
担当者によりますと、今回の作業で全てを取り除くことはできないため、今後も地域住民らによる活動を続けていくということです。














