行政用語として「東・中・南予」を使用!県庁の見解は…?
まず問い合わせてみたのは愛媛県庁。
県内3か所に「東予地方局」「中予地方局」「南予地方局」という名前の出先機関を設置している。
担当者に話を聞くと……愛媛県の歴史をまとめた『愛媛県史』という資料を紹介してもらった。

中を見てみると、次のような記載があった。
「『東予』『中予』『南予』という地域名称は、県政のうえで何時ごろから用いられ始めたかの正式な決まりはないようである」
(『愛媛県史 地誌Ⅰ(総論)』(1983)より)
かつて、県の地方局は「西条・今治・松山・八幡浜・宇和島」の5か所が設けられていた。しかし、2008年に県の組織改編が行われた際、現在の「東・中・南予」の3か所に再編されたという。

一方、これ以前に行政上の用語として「東・中・南予」という言葉が、いつからどのように用いられていたか、県もはっきりしたことは分からないという。














