5対5の同点で迎えた8回、1死一、二塁のピンチでドジャース・佐々木朗希(23)がワールドシリーズ初マウンドへ。途中出場の1番・T.フランス(31)は98マイル(158キロ)でバットを折ってサードゴロ。
2死二、三塁で迎えるは2番・N.ルークス(31)、3塁に走者を置いてもスプリットを連投、4球連続スプリットでカウント2-2と追い込むと、最後もスプリット。ピッチャーゴロにグラブを伸ばしてキャッチ、1塁方向に走りながら大事にトス、やや低い送球となったが抑えた。佐々木は両手を両ひざに付けて、ホッとした表情を見せた。
9回のマウンドにも上がった佐々木、先頭の3番・ゲレーロJrをライトフライ、その後、四球を許し、5番・D.バーショ(29)の打球は1塁手のF.フリーマン(36)のミットを弾いたが、2塁手のT.エドマン(30)が素早くカバー、3塁を狙った走者を落ち着いて刺して佐々木を助けた。佐々木は1回2/3、29球を投げて、被安打1、奪三振0、四死球2、失点0のデビューとなった。














