9回裏、1死走者なしで大谷の第5打席、ブルージェイズベンチはサヨナラの走者となるが、申告敬遠。2番・ベッツの打席で盗塁を試みたが、タッチをかわすために体をねじり体勢が崩れベースから離れてしまってタッチアウトとなった。

延長10回、ドジャースは2死一塁で2番・ルークスにライト線へツーベースを打たれたが、ライトのT.ヘルナンデス、エドマンと無駄のない中継プレーで1塁からホームを狙った走者をホームでタッチアウト。失点のピンチを防いだ。

延長11回、2死走者なしで大谷の第6打席、ここもブルージェイズベンチは2打席連続の申告敬遠、2番・ベッツがヒットで続いたが、大谷が2塁ベース手前で足を気にする素振りを見せた。ロバーツ監督も確認にいったがそのまま出場。3番・フリーマンはレフトフライに倒れた。

延長12回、ドジャースは2死満塁のピンチで今季限りで引退を表明しているC.カーショー(37)をマウンドへ。2番・ルークスをフルカウントからの8球目、スライダーを打たせてセカンドゴロ、大ベテランがピンチをしのぎ、ガッツポーズで雄たけびをあげて、ベンチに戻ると、ロバーツ監督と抱き合った。

延長13回、先頭のエドマンがツーベースで出塁、ここで代打・M.ロハス(36)がしっかりと送りバントを決めて1死三塁、さらに代打でA.コール(31)を送ったがショートフライ、2死三塁で大谷の第7打席は3打席連続で申告敬遠。続くベッツも申告敬遠で3番・フリーマンとの勝負を選択した。去年のワールドシリーズMVPに一本が出ずにセンターフライ。ホームが遠く長い試合となった。