1回、ゲームの流れをつかむ大事な大谷の第1打席、カウント0-1から内角低めのカーブを引き付けてライト線へのツーベースで出塁、しっかりとリードオフマンの仕事をこなした。しかし、経験豊富なシャーザーは2番・M.ベッツ(33)を浅いライトフライ、3番・F.フリーマン(36)をサードフライ、4番・W.スミス(30)を空振り三振と大谷を2塁から進めず無失点。
それでも2回、1死から6番・T.ヘルナンデス(33)、シャーザーのスライダーを完璧に捉えて、レフトスタンドへプレーオフ5号ソロ、本拠地ファンも大熱狂の先制アーチ。大谷もベンチで絶叫し、T.ヘルナンデスを迎えて力強く握手した。
3回には大谷の第3打席、この打席でシャーザーの全ての球種を確認し、カウント1-2からの6球目、内角高めのストレートを完璧に捉えて、弾丸ライナーでライトスタンドへ。打球速度163.3キロ、飛距離118.6m、角度32度。WS2号、今プレーオフ7号のホームラン、大谷は通算10号、松井秀喜氏の日本人通算最多記録に並んだ。














