秋の高校野球四国大会は決勝がきのう(26日)行われました。香川県の英明が3年ぶり3回目の優勝を果たし、来年春のセンバツ大会出場をほぼ確実にしました。

決勝は、香川県大会準優勝の英明と、徳島県大会優勝、阿南光との対戦です。

1回表、英明の攻撃。2アウト満塁のチャンスに6番・松本の打球が相手のエラーを誘い先制に成功します。

英明がリードを保ち3対1で迎えた6回ウラ。
1アウト1、3塁と同点のランナーを背負ったピンチの場面では、ダブルプレーと、固い守りで反撃の隙を与えません。

その後1点差に詰め寄られた英明ですが、9回表の攻撃では、4安打などで一挙に4得点。阿南光を7対2で破り、3年ぶり3回目の優勝を果たしました。

(英明 池田隼人 主将)
「(四国大会では)1点差のゲームとか厳しい中でも冷静にプレーするというのが良い経験になって、新チームになってから四国大会優勝を目標にしてきて、達成できたことがうれしいです」

英明は、来月(11月)、東京で開催される神宮大会に四国地区代表として出場します。また、来年春のセンバツ大会出場にも大きく前進しました。

また、香川県大会で優勝し、四国大会に初出場した藤井もベスト4に進みましたが、おとといの準決勝で惜しくも敗れています。