新内閣の顔ぶれは“高市カラー”が鮮明となりました。一方、新たに連立を組む日本維新の会からは大臣を出さない形に。その思惑とは。
「世界の真ん中で咲き誇る日本」“高市カラー”新内閣発足
10月24日、就任後初めての所信表明演説に臨んだ高市総理。

高市早苗 総理大臣
「日本列島を強く豊かにしていく。世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」

「世界の真ん中で咲き誇る日本」。
高市総理は、安倍元総理が好んだフレーズを所信表明に使いました。外交安保や経済政策で、師と仰ぐ安倍氏の政治手法を意識した“高市カラー”が鮮明となりました。
高市カラーは新内閣の顔ぶれにも。
まずは、最年少で初入閣した、小野田紀美経済安保大臣(42)。総裁選では「チーム早苗」のキャプテンを務めました。

自民党 小野田紀美 参院議員(2025年9月)
「誰かを下げなくても、高市先生は“高い位置”にいますから」
アメリカ人の父と日本人の母のもとに生まれ、「正義の味方」に憧れて政治家を志したという小野田氏。新設された“外国人政策”担当の大臣も兼務します。
その外国人をめぐっては、自民党のYouTubeで...
小野田紀美 経済安保大臣(自民党のYouTubeより)
「不法滞在、不法就労。制度の悪用を許さない。」
就任会見では...

“外国人政策”担当 小野田紀美 経済安保担当大臣(10月22日)
「外国人を巡る現下の情勢に十分対応できていない制度・政策の見直しを、総合的な検討を進めてまいりたい」

初入閣組には、こども政策や少子化対策の担当大臣に任命された黄川田仁志氏も。
総裁選の際に高市氏の会見で司会を務め、「顔が濃い方」発言で話題になった、「最側近」の一人です。














