鹿児島市の国道で25日未明、道路を横断していた20代の男性が、乗用車2台にはねられ、死亡しました。

鹿児島中央警察署によりますと、25日午前1時半ごろ、鹿児島市下荒田4丁目の国道225号で道路を歩いて横断していた男性が、走ってきた乗用車にはねられました。さらに男性は、後続の別の乗用車にもはねられました。

この事故で、はねられた鹿児島市天保山町の無職、河原征也さん(29)が、全身を強く打ち、病院に運ばれましたが、およそ40分後に死亡しました。

現場は、平和リース球場近くの見通しのよい直線道路で、河原さんは、横断歩道のない道路を横断していたとみられています。

警察で、河原さんをはねた乗用車2台の運転手から話を聞くとともに、周辺の防犯カメラを解析するなどして、事故の原因を調べています。