占い師の女を信奉し、男性2人の自殺を手助けした罪に問われた女に、執行猶予付きの有罪判決です。

 創造主を語る占い師の・浜田淑恵被告(63)は、2020年に男性2人に自殺をそそのかした罪で起訴されています。

 その浜田被告を信奉する滝谷奈織被告(59)は、2人の自殺を手助けした罪に問われています。

 これまでの裁判で滝谷被告は起訴内容をおおむね認め、検察側は懲役2年を求刑。

 弁護側は「滝谷被告が浜田被告のマインドコントロールのもとにあった」としていました。

 10月24日の判決で大阪地裁は「滝谷被告が果たした役割は決して軽視できず、責任は相応に重い」とした一方、「浜田被告に従属し、指示に逆らうことが容易でない心理状態にあったことは否定できない」などとして、懲役2年・執行猶予4年を言い渡しました。

 被害者の遺族は…

 「あまりにも刑が軽すぎます。父は、あの人たちのマインドコントロールによって、多額の寄付をさせられていました。家も奪われ、最後に殺されたのです。あの人たちは殺人の罪で裁かれるべきです」