台風の影響で浄水場や水道管が被害を受け、断水が続いている八丈島。町はきょう、断水が来月(11月)末には解消できる可能性が高まったと明らかにしました。

八丈島では台風22号・23号により、島内の浄水場に土砂が流れ込んだり水道管が破損したりした影響で、今も965世帯で断水が続いています。

島内では現在、4か所の浄水場が稼働しているものの、水の量が足りなかったり、水道管が破損したりしているほか、水源から取水できていない浄水場もあるということです。

こうしたなか、八丈町はきょう、断水が来月末には解消できる可能性が高まったと明らかにしました。

その理由として、「浄水場の水源や、供給できる水量を回復させる工事の方向性が固まった」ことを挙げています。町は来週から工事を本格化させるとしています。