ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観さんがnews23のエンディングテーマを書き下ろしました。一日の終わり「23時」にこだわったという新曲「23、24」。どんな思いを込めたのでしょうか。
尾崎世界観が歌う「23時」
この日、新たな楽曲が少しずつ形になっていました。
尾崎世界観さん
「良いニュースもあれば悪いニュースもあるし、1日ごとに状況が変わっていくので、そういうところで鳴る曲なんだと思うと、やりがいもあったし作っていて楽しかったですね」
ミュージシャン・尾崎世界観(40)。ロックバンド「クリープハイプ」でボーカルとギターを担当。ほとんどの楽曲で作詞・作曲を手がけています。
恋心や日常を、ハイトーンボイスで歌い上げる。尾崎世界観が書いた歌詞と歌声は、若い世代を中心に共感を集めています。
さらに、小説家としての顔も。これまでに2度、芥川賞候補となりました。高く評価されるのは“独自の言語感覚”です。
小説「母影」より
「私がまだお母さんをママってよんでたころ、お母さんはただの丸い玉だった。その玉の近くにいるだけでうれしかったし、その玉にさわると安心した」
一日の終わりに寄り添う音楽を。今回、news23のために書き下ろしてくれました。

クリープハイプ「23、24」
♪23時の角度に首を傾げて 何が正しい何がおかしいって探してる
一日の終わりに指を咥えて 何が嬉しい何が悲しいってただ見てるだけ
いつもなんかズレててイライライライラする
明日の前にこぼした今日の残りカス指で払う

尾崎世界観さん
「一日の終わりにテレビを見ている時って、世の中では色んな事が起きていて、それに対して『自分はどうなんだろう』と思いながら、落ち込んだりすることもあるんですよね。そういう人を置いていかないような曲にしたい」
クリープハイプ「23、24」
♪その角度でその速度でその気持ちで わからないをわかるまで
その角度でその速度でその気持ちで わからないをわかるまで














