従業員に給料を支払わなかったとして、新居浜労働基準監督署は23日、愛媛県新居浜市に本社を置く塗装工事業「佐薙建装」と男性社長(34)を、最低賃金法違反の疑いで松山地検に書類送検しました。

新居浜労基署によりますと、「佐薙建装」は従業員4人に対し、去年12月と今年3月から5月までの計4か月の間、合わせて約148万円分の給料を支払わなかった疑いが持たれています。

労基署は「捜査に支障がある」として、認否を明らかにしていません。

なお、「佐薙建装」は、今年5月以降、事業を廃止しているということです。