レンコン栽培の北限地と言われている宮城県栗原市では今、収穫が最盛期を迎えています。

冷たい水に腰まで浸かり収穫しているのは、栗原市特産の伊豆沼レンコンです。
水田で育つレンコンには、豊富な水が欠かせません。栗原市では、冬の渡り鳥の越冬地として知られる伊豆沼周辺で生産され、レンコン栽培の北限地と言われています。

大場康弘さんは、広さ約1ヘクタールの専用の水田で栽培していて1日150キロから200キロほどを収穫しています。

伊豆沼レンコン生産者・大場康弘さん(67):
「雨が極端に少なく水の管理が大変だったがため池から水を供給して対応した。これから寒くなるにつれて糖度も増してくるので、レンコンのシャキシャキ感を味わってほしい」

伊豆沼周辺では10月23日現在、10戸の農家が生産に取り組んでいて、2025年も例年と同じ9月上旬から収穫が始まりました。伊豆沼レンコンは2026年3月まで収穫が続き、宮城県栗原市内のスーパーや直売所などで販売されます。