家計管理のカギ「家計簿」 続けるコツは?

ファイナンシャルプランナーの塚越奈々子さんにお金を“節約・貯める”方法を聞くと、
「収支全体を把握するために家計簿をつけるのがオススメ」とのこと。実際、家計簿をつけることで月に5000円以上支出が減った人も多くいます。

≪家計簿をつけて減った月の支出額≫「東証マネ部!」HPより
5000円未満 22.7%
5000円~1万円未満 48.6%
1万円~3万円未満 17.8%
3万円以上 10.9%

そうはいっても、家計簿をつけるのは面倒くさいし、続けられない・・・
そんな人のために、塚越さんに家計簿を続けるコツを聞きました。

◆目標を立てる
「ケーキは月に1回」などのクリアしやすい目標を立てると成果を実感しやすい。

◆細かくつけない
1円単位でやっていくと続かなくなってしまうので、金額は100円単位でOK。
費目は細かく分けずにざっくりと「生活費」でOKです。

手書きの家計簿は面倒くさい面もありますが、好きなようにカスタマイズしやすいのがメリット。
アプリでの管理は自動でグラフ化されるなど分かりやすい半面、つけた気になって忘れてしまうことも。
自分に合った方法を選びましょう。

塚越さんによると、数か月家計簿をつけてみてお金の動きを把握できたらそこで止めても大丈夫だそうです。
収支を把握したら、先に貯金分を別の口座などに移す“先取り貯金”をすると無理なくお金を貯めることができます。

コメンテーター 朝日奈央:
1回(家計簿を)つけたことがあるんですけど、続かなかった。目標を立ててなかったからなのかなと思いました。何となくつけて、それこそつけた気になってたんだろうなと思うので、「目標」ですね。

江藤愛アナウンサー:
私、もう10年ぐらいずっとつけてるんですよ。とはいえ、節約できたかと言われたらできてない。でも自分が何にお金を使っているかは把握していますので安心感はありますよ。

コメンテーター 杉浦太陽:
うちは、カードの利用履歴と電子マネーの利用履歴を見て「これだけ使った」というのを把握しています。「これ以上使わない」という気持ちになるので。精神的な堤防が大事ですね。

(ひるおび 2025年10月22日放送より)