広島市中心部に、新たなにぎわいの拠点がまもなく誕生します。2年前に閉館した旧そごう広島店新館と、商業施設のパセーラが合わさった「新生パセーラ」。ここにシェア型フードホールと、水族館がオープンします。オープンを前にきょう開かれた内覧会に行ってきました。

広島市中区の商業施設「パセーラ」です。
小林康秀 アナウンサー
「屋上庭園のスカイパティオのすぐ目の前にある、シェア型フードホール reDine広島。シェア型フードホールは、客席、奧にある厨房、店同士がシェアすることによって生まれる新しい店の形。店舗側のメリットとして、初期投資が安くなるということで、個性的な店があつまっています」

来月1日にオープンするこのフードホール。つけ麺やグラタン、韓国スイーツなど10の店舗が並び、様々なジャンルの食事を一度に楽しむことができます。
小林康秀 アナウンサー
「こちらの特徴は、QRコードを読み込んだスマートフォンを使うことで注文から支払いまですべて座ったままで完結する点です」
料理は、スタッフが席まで運びます。
小林康秀 アナウンサー
「これはすごい…いただきます。肉汁がじゅわっと、特製のソースがうまみを引き出してくれてて、食べごたえがありますねおいしいです。食べ終わったあとの片付けもスタッフにしていただけるので並ぶ必要がないし、小さなお子様連れでもいいのかもしれないですね」

そして、ひとつ上の7階で今月31日にオープンするのは、「広島もとまち水族館」です。館内は8つのエリアで構成。「生命の舞台」をテーマに最新のデジタルアートと生きものが融合した幻想的な空間が広がります。
小林康秀 アナウンサー
「ここは海のゾーンですね、生き物がたくさんいる。光、音だけでなく香りがする。さわやかな海の香り。場所によって使い分けてるそうです」
金魚などを展示する黄金のシーン Zipanguエリアには、黄金の茶室をイメージした空間に毛利元就の甲冑レプリカが展示されています。魚類をはじめ広島に関わりの深いオオサンショウウオやカブトガニなどおよそ200種、3000点の生き物をを見ることができます。
広島もとまち水族館 佐藤文宏 館長
「町の中心地にある施設ということで、ふらっとお越しいただいたり…都会のオアシスになればいいなと」