精力剤の通販サイトなどを営む会社とその社長が、法人税およそ4200万円を脱税した疑いで東京国税局から刑事告発されました。

東京国税局から法人税法違反の疑いで刑事告発されたのは、精力剤の通販サイトなどを営む東京・港区の「INVEST」と、御厨譲次社長(38)です。

関係者によりますと、御厨社長は2023年までの3年間で、通販サイトでの売上およそ1億6800万円の所得を隠し、法人税およそ4200万円を脱税した疑いがもたれています。

通販サイトでの売上のほとんどを自身が運営する別会社の口座で管理していて、売上を実際より少なく申告していたということです。脱税で得た金は、ブランド品の購入などに充てたとみられています。

「INVEST」の代理人はJNNの取材に、「すでに修正申告を済ませており、今後も適正納税に努めてまいります」としています。