青森県つがる市で、2026年春からの農作業に向けた資材の展示販売会が開かれました。農家からは、猛暑対策や害獣対策の資材などに注目が集まります。

展示販売会は農作物の種や苗、農業資材などを販売する「オガワ種苗」が創立50周年を記念して22日から開催し、メーカーが展示ブースを構えました。

近年、夏の猛暑による農作物への影響や動物による食害が深刻化していることから、会場では、光を遮らずにビニールハウス内の温度を上がりにくくするネットや、光と高周波の音で動物を追い払う装置などを中心に注目が集まりました。

オガワ種苗 成田学宏 営業部長
「50年の中でも最近は気候変動が大きく、環境に適した野菜や種、資材が毎年変わり常にアンテナを張りながらやっていかなければと思っている」

農家たちは担当者から説明を聞き、各メーカーが開発した資材や種苗に関心を寄せていました。

展示販売会は23日まで開かれます。