多頭繁殖で保護されたウサギたちが新しい家族を探しています。長野県としては初めてとなるウサギの譲渡会開催の取り組みも始まっています。


ウサギたちが保護されているのは伊那保健所です。1度の出産で5~10匹を産み、年に数回出産することもあるため繁殖力が強いウサギ。


県の保健所では本来、イヌとネコのみの保護ですが55匹にまで増えてしまった家庭から、9月、特例的に保護したということです。

そのウサギたちの譲渡会が10月から始まり、初回の10月5日には16匹が新しい家族に引き渡され、現在保健所には39匹がいるということです。


県伊那保健福祉事務所 加藤美奈子主任獣医師:「どの子もとても愛嬌があってかわいいので、生涯大切に家族の一員として飼っていただける方に引き取ってもらいたい」


譲渡会は、事前予約制(電話0265-76-6839)で、今週末(25日)と来月1日、22日に伊那市で予定されています。