国が主導し、各地で進められた平成の大合併。

2005年に鬼無里村と、豊野町、戸隠村、大岡村が長野市に。2010年に信州新町と中条村も編入し、長野市は広い中山間地域を含む県内2番目の面積になりました。
合併から20年。当時2000人余りだった鬼無里の人口はおよそ半分になりました。

中山間地域にあたる大岡や戸隠も大きく人口が減っています。
住民は:「うちの地区もね、前は20戸あったんだけど、今は11戸になっちゃって若い人が出ちゃってね、高齢化がすごいですよ」

生徒数の減少で、鬼無里中学校は来年度末で閉校。長野市では、中条地区も今年度末で中学校がなくなり、人口減少の影響が広がっています。