10月26日に投開票が行われる長野市長選挙に向け、県都の課題を考えます。長野市は2005年の「平成の大合併」からちょうど20年となります。合併前の町や村の多くを占める中山間地域の振興も市の課題の一つです。

元鬼無里村長 風間俊宣さん:「寂しさを感じましたね。でも仕方がない」


20年前の長野市との合併を振り返る、風間俊宣さん87歳。鬼無里村の、最後の村長です。合併までの半世紀近く村の職員や理事者として歩んできました。

元鬼無里村長 風間俊宣さん:「いろんなことをやりましたけど、やはり財政が厳しくなれば大変だね。やりたいこともできませんよ。村の財政も悪くなるし、人口も減るし、いろんなことを考えたりして。じゃあ合併しようと」