タクシー運転手 西澤大樹さん:「建物の中に入ろうとしていましたね、でかい音していて。登ってツメでひっかくような音がしていて。ガリガリガリという音」


その後、午前2時ごろにはすぐ近くの宿坊の通りを歩いているクマが確認されています。


きのう(21日)に開かれた緊急会議で今回のクマについて専門家は、新しいすみかを探して一時的に迷い込む「分散」という行動だと指摘。

専門家によりますと、分散しているクマは積極的に人を襲うことはないといい、西澤さんもクマは落ち着いていたと話します。

タクシー運転手・西澤大樹さん「一瞬ちらっと(こちらを)見ていましたね、でもクマは別に動揺する様子もなくて」


専門家は今後、目撃がなければ、一時的に迷い込んだものと考えられるとしつつ、引き続き、生ごみの管理の徹底などを呼びかけています。