高知県土佐市では、ビニールハウスで栽培された土佐文旦の収穫が行われています。すっきりした酸味とともに濃厚な甘さがギュっと詰まっていて、生産者は「今年もおいしく仕上がった」と太鼓判を押しています。
みずみずしく、キラキラと輝く土佐文旦。JA高知県の戸波(へわ)温室文旦部会では、先月末ごろから「温室土佐文旦」の収穫が行われていて、いま、販売の最盛期を迎えています。7日は副部会長の松岡さんが23アールほどのビニールハウスで丹精込めて育てた温室土佐文旦の収穫が行われました。ビニールハウスで栽培された土佐文旦は露地で栽培されたものに比べ天候に左右されにくく、生産者のイメージに近い「甘みの強い、濃厚な味」に仕上がります。
(松岡葵アナウンサー)
「1房こんなに大きいんですね。いただきます!おいしいです!すっきりとした酸味と濃厚な甘さがぎゅっと詰まっています。プリプリっとした食感もたまりません!」
(JA高知県戸波温室文旦部会 松岡良輔副部会長)
「今年は、非常に天候がよくて、雨も長引くのではなくて、定期的に降ったのでよかった。糖度も(例年より)結構あったと思います。おいしく仕上がりました。基本はお歳暮用として作っている。親しい人などと年末にテレビ見ながら食べてほしい」
今年は台風の影響をほとんど受けなかったことから、去年と同様、およそ20トンの収穫を見込んでいるということです。収穫は来週まで行われる予定で、高知市の「とさのさとAGURI COLLETTO」や県内の量販店などで購入することができます。
注目の記事
クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

【全文掲載】高市早苗総理 初の所信表明演説 物価高対策に経済成長、外交・安全保障など詳しい政権運営方針 人口政策・外国人政策も

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着









