“早苗カット”生みの親「鳥肌が立つくらい嬉しい」 地元からもエール

高市氏ゆかりの美容室からは、こんなエールが…

女性客
「自分の主張を頑張って押してほしい。周りに惑わされないで」

実は美容室のオーナー・新井幸寿さんは、「高市ヘア」の生みの親。1996年、高市氏が自民党へ入党するときにミディアムロングからショートヘアにカットしたといいます。

美容室-LUNEX- 新井幸寿オーナー
「勝手に『早苗カット』と呼んでいます。これグラデーションボブと言いまして、上がやや長めで、横は長くてシャギー感があって、あごのライン沿ってるんですけど、それを耳にかけることによって相手の話をよく聞く」

高市早苗総理大臣、誕生の瞬間は施術中だった新井さん。合間を見て、その瞬間の映像をチェック。

新井幸寿オーナー
「会ったときからずっと言われたことが今この瞬間現実になったんで、本当に鳥肌が立つくらい嬉しく思う。若い人に対しても夢・希望が持てる政治を敷いてもらえるのではと期待してる」

女性初の総理大臣となった高市氏は1961年、奈良県のサラリーマン家庭に生まれました。

神戸大学時代はバイクにまたがったり、ヘビーメタルバンドでドラムを叩いたりと青春時代を謳歌。

社会人になってからは、キャスターやコメンテーターとして活躍しました。

1993年、32歳の時に衆院選で初当選。
私生活では、2004年に自民党の山本拓元議員と結婚しました。このとき、乾杯のあいさつに立ったのが、当選同期の安倍晋三元総理でした。

安倍氏の支援を続けた高市氏は、45歳の時、第一次安倍政権で初入閣。“安倍路線の継承者”というイメージが定着しました。

2021年、初めて挑んだ自民党総裁選では3位という結果に終わりました。

政界で女性が存在感を示すことの難しさをこう語っていました。

高市氏(2021年9月2日『ひるおび』より)
「最初の選挙のころですごい辛かったのは、『女が国会に行って何できんねん』って。若いことと女性であることがものすごいネックになっていました」

3度目の挑戦でついに自民党総裁、そして内閣総理大臣の座を掴み取ったのです。