高市内閣の発足に福島県内の政党関係者の反応です。自民党県連の矢吹貢一幹事長は「歴代政権と同様に、本県の実情を踏まえた復興・創生の実現に真摯に取り組むよう強く求めていく」などとコメントしました。
また、今回新たに連立を組む日本維新の会の県総支部は…。
日本維新の会 県総支部政調会長 鳥居作弥県議「環境の整備がまだできていない状況なので、党本部と連絡を密にしながら、これから責任ある与党としてどう立ち振る舞うのか考えていきたい」
これに対し、野党の立憲民主党県連は…。
立憲民主党県連 宮下雅志幹事長「初めての女性総理ということで素直にお祝い申し上げたい」
一方で、高市新総理には次のように求めました。
立憲民主党県連 宮下雅志幹事長「福島県の復興が後ろ向きにならないように、後退しないように取り組んでほしい」
高市新内閣の発足を受けて内堀知事は「引き続き、閣僚全員が復興大臣との認識の下、全閣僚一丸となって、福島の復興・創生に力を尽くしていただくことを期待している」とコメントしています。
総理に指名された後、高市総理は官邸に入り、組閣人事に着手しました。そして、午後4時半ごろ、木原稔官房長官が閣僚名簿を読み上げ、福島の復興に関わる大臣も新しくなりました。
福島第一原発の廃炉や処理水対策などを担当する経済産業大臣には、赤澤亮正前経済再生担当大臣が横滑りしました。また、20年後に期限が迫る除染土の県外最終処分や除染などを担当する環境大臣には、石原宏高衆議院議員。そして、復興大臣には牧野京夫参議院議員が、それぞれ初入閣しました。